みなさんこんにちは。折り紙作家カミキィです。
年が明けたと思ったらもう2月。
大雪はイヤだと思う反面、年末はあまりに雪が少なかったので
例年並みに雪が積もって少しホッとした感じもあります。
近所の公園のお気に入りの小道。
車通りの多い大きな道路のすぐ横なのですが、ここを通るとまるで北欧の国に来たような気分になります。(北欧行ったことないけど)
さて、今回のカミキィ通信は
・2月おすすめの折り紙作品
・「単色おりがみでよく買うメーカーは?」
・雑談
という内容でお届けします。
2 月のおすすめ折り紙作品
2月は節分とバレンタイン。
節分は新作の「おにのかお」と「おたふくさん」の動画を公開しました。
どちらもたこの基本形から作り、出来上がりも同じくらいの大きさになります。
ミニフレームに入れた飾がおすすめです。
2月はもう一つのイベント、バレンタインもあります。
「単色おりがみでよく買うメーカーは?」
折り紙を折るときに一番出番が多いであろう「単色おりがみ」。
みなさんどこのメーカーのものを使っているのか気になりインスタアンケートで質問してみたところ、たくさんのご回答後いただきました。
お答えいただいた皆さま、ありがとうございます!
ダイソーなど100円ショップの多色が入ったセットの他に、「単色100枚入り」を買うという方も多かったです。
メーカーはやはりトーヨーさんが圧倒的多数。
扱っている文具店が多いのでしょうね。
手に入りやすいので私も使っています。
次に多かったのがエヒメ紙工さんの「アイアイカラー」。
私の身近な店舗で扱っているところが少なくあまり馴染みがなかったのですが、地域差があるのかもしれません。
気になったので通販で気になる色を買ってみました。
楽天サイト いくるん のこちらのページなど
「ピーコックブルー」は他メーカーにない感じのディープな黄み寄りの青。
おしゃれな色でお気に入りです。
他は手持ちの色とほぼ同じでした。
アイアイカラーを愛用しているという方によると、湿度が高い時期でもフニャッとせず折りやすいのだそうです。
そこまで意識したことがなかった…!
夏になったら折り比べてみようと思います。
他に「KOMA(クラサワ )」や「ショウワノート」というご回答もありました。
KOMAの単色折り紙はマットな発色で好みの色合いが多く、カミキィも愛用しています。
クラサワ 直営通販サイト おりがみ屋さん
単色15センチはこちら
ショウワグリムさんの折り紙はグラデーションのハーモニーシリーズなど馴染みがありますが、
ショウワノートの単色おりがみは存在を初めてしりました。
気になったのでこちらも購入。
ショウワノート楽天市場店 のこちらのページなど
右は「うすだいだい」という色名でしたが、他メーカーのうすだいだい(いわゆる肌色)よりだいぶ黄色味寄りです。
こういう黄色とオレンジの間のような色で明るめの色調は他メーカーにない、そして好み!
左のピンクは温かみのある明るいピンクでこちらもすごく好みの色合いです。かわいい。
左 KOMA カーネーション
右 トーヨー さくら
並べてみると違いがはっきりします。
ショウワノートさんのもう少し濃い感じのピンク「もも」も買ってみましたが、こちらはモニターで見た印象よりもショッキングピンクに近くちょっと私の作品では出番は少なそうです。試作用にします。
絵具と違って混ぜて好みの色にできないので、単色折り紙はなるべくたくさんの色を揃えておきたい。
でもなかなかこれ!という色が見つからないのが悩ましいところ。
今のところ90色ほど所有していますが、「この色とこの色の間の色」「この色をもっと明るくした色」「くすみカラーのライトグレイッシュトーン」など欲しい色はたくさんあります。
雑談
2月はインスタを始めた月で、今年で9周年になります。
YouTubeもその数ヶ月後に始めたので動画発信ももうすぐ9年。
初めてお会いする方などから「いつからYouTubeを始めたのか」ときかれることがあり
「8年くらい前から」と答えると
「そんなに早くからYouTubeを始めていたんですね」と驚かれることがあります。
でも私としてはオリジナル作品を公開する場として動画が伝えやすいだろうとブログのような感覚で始めたので特に大きな決心も野望もなかったのです。
YouTubeは審査もないですし、スマホで撮ってちょっと編集して、と特別な機材を導入することもなく手軽にできましたから。
私がYouTubeを始めた2015年頃、折り紙チャンネルは海外や日本のものがすでにたくさんありましたし。
(オリジナル折り紙作品のチャンネルは少なかった、というかほとんどなかったですが)
なのでYouTubeを始めた頃に「この先YouTubeがもっと伸びるだろうから今のうちに参入しておこう」みたいに思っていたわけではありませんでした。
おかげさまで初めての書籍を出させてもらった2018年頃から案件なども増え、必死にこなして気づいたら9年も経っていた、という感じです。
がむしゃらに走り続けていた時は目の前のタスクをこなすのに精いっぱいだったのですが、実は昨年は何か試作しようと折り紙をあれこれ弄ってみてもできないことが多く「もう新しい作品を創作するのは難しいのでは?」と自分の能力の限界を感じて不安になっていました。
「あと何年お仕事として折り紙の活動ができるのかな?5年後、10 年後は?」と将来のビジョンをいろいろ考えるようにも。
他の趣味に時間を使うことが増えたこともあり、折り紙に向き合う時間が減っていました。
そんな感じでワタシはもうだめだ…と弱気だったんですが、昨年末くらいからまさかの復活。
弱火だった折り紙熱がまたバチバチしてきたのです。
必要に迫られてというのもありますが、色々新作ができると楽しくて。
もう乾いたと思っていたアイデア雑巾、まだ絞ればでてくるじゃない!と。
そんな感じで試作箱がまた埋まってきたのであと1年くらいはなんとか活動できそうです。
10 周年目指してがんばりまーす。